出産備忘録 ②分娩台への道のり
陣痛らしきものがきてからの続き。
2018年1月5日
AM5:50 病院到着。
連絡を受けて待っていたおばちゃん看護師&助産師さんコンビが迎えてくれました。
看「あれ?一人?付き添いは?」
私「残念ながら主人は出勤で…一人です」
看「あらあらあらー!大変大変。あらあら〜」
なにがあらあらかわからんけどあらあら連呼。笑
このおばちゃん二人の雰囲気が面白かった。
まずは診察しましょうって言われたけど、出発前にトイレ行ってなかったことを思い出し、
先にトイレ行っていいですか?って言ってトイレで用をたし、
おしりを拭いたら…
ん?
なんかぬるっと…
水?ん?
破水。
私「破水したみたいです〜」
出発前にもし家でトイレ行ってたら家で破水してたかもと思うと、あの時の本能的判断は正解だった…
AM6:00 破水
看「あらあら!じゃあもう着替えましょう!」
てことで入院決定でお産着に着替え。
分娩台で診察待ちのためまずは血圧測定。
ピーッピーッ!
血圧170超え!
看&助「あら!そんな高い?えー?」
再計測するも166。下も110超えてたかな。
ということで即点滴。
9ヵ月あたりから血圧高くて困ってたけどここまでとは…
まぁ出産三回目ですが、三回とも出産時血圧高くて点滴してるんでね。またかって感じ。
AM6:30過ぎ
院長ばーさん登場!
新年仕事始めの日だったようで、
院長が入室するとまずスタッフみんなで「明けましておめでとうございます!」
…挨拶は大事だよね。うん。
でもここに下半身全開の妊婦いるんでよろしくです〜
この時点で子宮口3cmくらい。
隣の準備室で陣痛進むの待ちましょうと。
AM6:45頃〜
内診したからかじわじわ強まる陣痛。
腹にモニターつけて波が来るたびひたすらふ〜と息を吐いてしのぐ。
だんだん強くなってきた〜
いつまで続くかな…しんど…と時計を見たのが確か9時前くらいだったかな。
本日担当の助産師さん登場!
バーン!
ベテラン感プンプンの心強い感じ!
さっそく内診。
「だいぶ進んでますよ〜頑張りましょうね!経産婦さんはスイッチがはいったら一気にお産すすみますからね!」
どんどん痛くなる。
汗が出てくる。
赤ちゃんのモニターからピーピー警告音なるんだけど痛すぎて体勢変えられないしそれどころじゃない。
助産師さん再登場で確認。
どうも強い陣痛がくると心音が拾いにくくなるみたい。
内診しながら確認。
「いい感じですよ〜息吐いて〜」
とこのあたりで痛みのあまり過呼吸か、指先が痺れ、吐き気、寒気。
「…ユビガシビレマス…ハキソウデス…サ、サムイデス…」
口にタオルを当てて酸素確保。
ゲロ桶スタンバイ。
毎回出産のときこうなるんよね。
指先痺れて吐きそうになって下半身寒い。
助産師さんにマッサージされながらひたすら耐える。
いよいよ本当に痛い。いつまで続くんだ…
意識朦朧。
で、なんとなく尿意と便意を感じる。ちょっとだけ。
それを助産師さんに伝えると、
助「うんちしたい感じあります!?わかりました!次のタイミングでいきましょう!」
で、突然、
助「入娩です!!」
([入娩]で正しいのかわからないけど[にゅうべん]て聞こえたからこの漢字かなー?)
AM9:45頃(だと思う)
いきなり分娩室に移動。
助産師さんのデカい声で看護師さん4〜5人がバタバタ動き出す。
あれ?分娩台?トイレは?
…今振り返れば、この時分娩室に移動するのは当たり前なんだけど、
意識朦朧としてておかしくなってたのか、本気でトイレに行くんだと思いこんでた。笑
ばばばっと分娩台で出産準備。
毎度思うけど分娩台の上向きで足開く体勢って陣痛で死にそうな状態には一番きつい体勢じゃない?足の角度とかさー。きつすぎる!
痛みMAX‼️
意識朦朧‼️
…いよいよ出産へ。つづく。